スキルを活かしてM&Aの意義を伝える役割を担う
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先輩社員紹介

スキルを活かしてM&Aの意義を伝える役割を担う

安河 弘雄

広報・PR室

入社年:2021年 入社時の年齢:45歳(中途)

トップと直に向き合い、自身を成長させたい

TOPIC 1

スキルを活かし、
新しい領域に挑戦できる環境を求めて

前職の印刷会社では20年以上のキャリア。営業から始まり、印刷・製本機械のオペレーション、パソコン上での印刷物のデザイン、経理まで幅広い業務を担当していました。印刷業界自体が縮小しているとはいえ「ずっとこの会社でやっていきたい」と思っていましたが、残念ながらコロナ禍による経営不振で廃業することになってしまいました。

45歳での初めての転職。これまで培ってきたスキルや専門性を活かしたいと思っていました。そして、せっかくであれば新たな領域にも挑戦できる環境に身を置きたい。実は私は、下肢に障がいを抱えていますが、それにかかわらず、当社であれば両方の思いを叶えることができると感じたことが入社の決め手となりました。

配属先の広報・PR室では、InDesignやIllustratorといったDTP(Desktop Publishing)ソフトを使用して、紙媒体のデザイン・レイアウト業務を主に担当しています。

TOPIC 2

制作に携わったツールが役に立った実感がやりがいに

当社では社内外向けのパンフレットや冊子、チラシ、ポスターなどの制作需要が非常に多く、入社前に想像していたよりもスキルを活かせる場面が多くあります。制作物の内製化により、企画をすぐに形にできるスピード感と、細かな要望に対する柔軟な対応を実現する体制が強みだと感じます。

私が制作に携わっている当社の広報誌「M&A」は、株主の皆様と全国の会計事務所や地域金融機関の皆様に向けて四半期に一度、M&Aの最新動向や当社の取り組みをお届けしています。企画から記事の執筆、写真撮影、誌面のデザインまで社内で一貫して行っており、複数のメンバーと協力しながら仕事を進めていくスタイルなので、滞りない進行と丁寧なやり取りを心がけています。当社が全国各地の中小企業の存続と発展に貢献していく上で、提携先はきわめて大切な存在ですので、提携先の皆様が、この広報誌をお客様とのコミュニケーションのきっかけのひとつとして活用いただいていると聞くとやりがいを感じますね。

トップと直に向き合い、自身を成長させたい

TOPIC 3

社内のコミュニケーションを重視する社風

入社して驚いたのは、社員同士のコミュニケーションを大切にする社風で、社内向けの企画にも積極的に取り組んでいることでした。月1回発行するグループ社内報では、社員インタビューや部署の取り組みの紹介をメインに、社内の情報を網羅的に掲載していますが、制作過程では社員から自発的に多くの情報が寄せられ、発行後にも感想をもらうことも多いんです。社内の顔が見える相手からのリアクションはとてもうれしいですね。

対応する制作物の数は多いですが、スケジュール管理を工夫するのも仕事のひとつ。納期を意識しすべての依頼に素早く対応するようにしています。また、仕事に注力するだけでなく家族と過ごす時間を確保することも心がけています。

トップと直に向き合い、自身を成長させたい

TOPIC 4

M&Aを考えるきっかけをつくっていきたい

当社は中途採用や障がい者雇用にも積極的で、広報・PR室も中途採用入社者が大半です。バックグラウンドや得意分野も様々なので、それぞれの個性を生かして仕事を進めています。私自身も、自分にできることを教えているうちに新しい仕事を任されたり、教えてほしいと頼まれたりすることも増えてきたように感じます。障がいに対しての「特別扱い」はありませんが、それが居心地の良さでもあり、一方で重たい印刷物を運ぶなどの力仕事はメンバーに助けてもらうなど、適切な理解と協力を得ながら働いています。

私は前職で自社の廃業を目の当たりにしましたが、当時を振り返ってみると「M&A」という言葉自体は知っていても、どこか「自社には関係ないこと」と思い込んでいました。経営者の方であっても同じような感覚の方もいるのではないかと思います。M&Aをより活性化させていくために、自分にできることを探し、社内のメンバーと協力してM&Aの意義を伝える一翼を担っていきたいです。