日本M&Aセンターグループは創業して30年になります。創業以来、M&Aを通じて企業の存続と発展に寄与するべく、経営をしてまいりました。
今日本は、中小企業は大変な状況で、380万社の企業のうち127万社が後継者不在で、かつ社長の年齢が65歳超えています。全体の1/3にあたる127万社が廃業の危機にあります。これらの企業様を救っていかなければいけない。
我々は、地銀、会計事務所、メガバンク、大手証券などと連携をし、M&Aで企業を救っていく活動をしております。
M&Aには2つのパターンがあります。1つは事業承継型のM&Aです。
社長は自分が作り、ずっと育ててきた企業ですが、はっと気がついたら自分はもう70歳近くになっており、後継者がいない。このままでは廃業になってしまう。もし廃業してしまったら、社員が路頭に迷ってしまう。そのご家族は大変不幸なことになってしまう。
そのような企業様に対し、我々が間に入り、大手企業中堅企業に紹介し、事業承継型M&Aの提案をし、会社や事業そのものを存続させる。
この仕事は物凄く喜ばれます。成約式では本当に涙を流して、「会社を残してくれてありがとう。従業員の雇用を守ってくれてありがとう。」と、感謝していただける仕事です。
もう一つは、成長戦略型のM&Aです。もっと自社を成長させていたきたいと考えている社長も多くおりますが、自社力だけでは、なかなかスピードが上がらないと考えている会社様に成長戦略のM&Aを提案しています。
例えば、ファンドと組んだ戦略を提案したり、レバレッジをかける為、大手企業の傘下に入ったりして、ヒト、モノ、カネの支援をもらって、成長する戦略を提案する。こういう形でM&Aをするケースもあります。企業戦略にかかって非常に面白い仕事です。
日本M&Aセンターグループは世界で初めてM&Aの総合企業を目指してます。我々が目指す総合企業は、単に仲介やFAをするだけではありません。
例えば成約した後、それを成功に導いていくPMI(post merger integration)のコンサルテーションをしたり、真の地方創生の為、各地方でのスター企業となっていただくため、TOKYO PRO Marketへの上場支援するアドバイザリー機能を持ったり、今注目されている海外展開に向けた機能も持っています。ASEANの5か国で拠点を持っており、日本からASEANに進出する企業に現地の企業を提案、あるいは、ASEANの優良企業に日本に入ってきてもらう仕事も多くしております。
2022年日本M&Aセンターグループは30周年を迎え、10月にはホールディングスカンパニー化いたしました。さらに総合化・専門化を進めていきたいと考えています。これまでの30年を越えていく為、DXなど、大きなイノベーションをしてまいります。
使命感を持ち、上昇志向がある方。同時にクールヘッドとウォームハートを持っている方。M&Aはハイエンドビジネスなので、その両方が必要です。
日本M&Aセンターグループは単に優等生を求めているわけではありません。例えば当社社員には、一流大学を出てくるビジネスエリートのような経歴の者や、海外留学や、起業などチャレンジ精神のある者、何か1つにすごく頑張ってる凝り性の者や、体育会系で頑張ってきたリーダーシップやチームワークができる者もいます。幅広く多様性を求めています。中途入社の社員の前職も、銀行・証券・メーカー・商社・コンサルなどいろいろな背景の者がおります。
M&Aの仕事は、私はビジネスの総合格闘技であると思っています。M&Aをやるためにはいろんな要素が必要です。コミュニケーション能力や、ネゴシエーション能力も必要ですし、法務、財務会計、労務など、様々な知識が必要です。またそういった専門の公認会計士や弁護士資格を持った社員とチームを組んで進めるコミュニケーション能力も非常に大事です。
M&Aに取り組むことによって一流のビジネスパーソンに成長することができると思います。