大学時代の起業が現在のキャリアを形成する原体験に

星野 創
アンドビズ株式会社
承継アドバイザーコンサルタント
入社年:2013年
入社時の年齢:26歳

学生時代に譲渡体験をし、M&Aに感銘を受けた

私は新卒で日本M&Aセンターに入社した後、現在はアンドビズ株式会社の承継アドバイザーコンサルタントとして、M&AマッチングプラットフォームであるBatonz(以下、バトンズ)というサービスの開発と品質向上、そして提携している会計事務所や金融機関の方々のM&Aアドバイザリー業務をサポートする仕事を行っています。

STEP1 新卒で日本M&Aセンターに入社 STEP2 アンドビズに入社

新卒の就職活動で日本M&Aセンターを選択したきっかけは、学生時代の起業とM&Aの体験にあります。私は大学1年のとき、出版と教育に関わる事業を立ち上げました。最初はモチベーションも高く経営は順調であったものの、業績は3年ほどで頭打ちとなってしまい、なかなか思うように事業の発展のイメージが描けなくなってしまっていました。結局、この事業は大学院の卒業間近まで運営していたのですが、社会やさまざまな業界の仕組みを学びたい、企業を成長させ続ける経営者の考え方やマネジメントを学びたいと考え、就職することに。手がけていた事業は当時引き継げる後進がいなかったこともあり、知り合いに譲渡することにしました。これが、私が初めて体験したM&Aです。このことがきっかけで、ビジネスモデルだけでなく、創業者の想いやその事業の歴史も含めて次の世代に託し、事業をさらなる成長に導く「M&A」というものに感動し、人に直接的に喜ばれる最高の仕事だと考え、日本M&Aセンターに就職しました。

入社後は、会計事務所との連携スキームにより、M&Aのオリジネーション及びエグゼキューションを行う部署に配属。日本M&Aセンターの社員には、「常に経営者であること」が求められます。新卒であることや年齢などは関係なく、仕事は自分で創り出し、クライアントである百戦錬磨の経営者から信頼を得て、価値を提供してゆく必要があるからです。だからこそ、クライアントにこんな提案をしたら喜ばれるかも、ということを自分で考えながら仕事をすることができますし、とてもフラットな組織だと思います。私自身、20~30代は仕事まみれになるくらい働きたいと思っているので、非常にやりがいのある環境にいます。

社内の有志が集まったアンドビズというベンチャー企業

日本M&Aセンターは高成長企業であるため、仲間もどんどん増えますし、手を挙げればチャンスに溢れています。私は、会計事務所との連携部署での仕事を経て、2014年に事業化されたグループ会社、アンドビズ株式会社の立ち上げにジョインしました。M&Aは通常そのほとんどを人手によって行うため、ITによる効率化の余地が非常に大きいです。また今後、日本に存在する350万社のうち127万社は後継者不在によって廃業するとも言われていることから、M&Aのプロセスを効率化し後継者をもっと見つけやすくすることがきれば、世の中の産業や雇用に与えるインパクトは相当なものになります。

そこでアンドビズは、WEBベースでのM&Aを行うため、M&Aプラットフォームであるバトンズというプロダクトを開発・提供しています。当社は、バトンズを通してお客様に価値を提供しているため、プロダクトを成長させることが我々の価値に直結します。現在、私はバトンズの承継アドバイザーコンサルタントとして、M&Aアドバイザリー業務を行う会計事務所や金融機関の提携先を増やし、彼らのM&Aをサポートすることをメインの仕事としています。WEBベースといえども、M&Aを行うには専門家が交渉の間に入ることが必要です。彼らのようなM&Aアドバイザー(提携会計事務所や金融機関)が増えることで、バトンズというシステムがインフラとしてより円滑に機能するようになるのです。

具体的には、アドバイザー(提携会計事務所や金融機関)が無事M&Aを成約できるように、進むべきステップへと導いたり、諸条件の調整のために方策を一緒に練ったりと、アドバイザーの手助けをしています。なので、現在は会計事務所や金融機関の方々とともに、間接的にM&Aをやっている感覚です。

ベンチャーならではの結束力とスピード感

M&A支援がメインの仕事ですが、一方でアンドビズはベンチャーのため、仕事はそれだけではなく、なんでもこなさなくてはなりません。私自身も、システムの要件定義を行ったり、パンフレットを作成したり、広報のためメディアとの接点を作ったり、行政とアライアンスを組んだりと、幅広い業務を行っています。しかし、各人のやりたいことや、得意なことに応じて役割分担をしていきますし、なにかあれば皆がサポートしてくれます。また、社長の大山をはじめ、社員同士の距離が近く、誰もが意見を言いやすい環境のため、課題発見→解決策の提示→意思決定までが非常に速く、仕事の領域は幅広いですがスピード感をもって物事を進められています。

一緒に働いている仲間たちは、システム開発、承継アドバイザーコンサルタント、カスタマーサポート、ウェブマーケティング担当等、色々な人がいますが、みんな目指しているベクトルは一緒です。どこに向かっていくべきなのかを全員で共有できているので、軸がぶれることはありません。サービスは求められ続けることが大事なため、新しい仲間には、顧客のことを考え続けられる人、完成のないものを一緒に創っていくことを楽しめる人に来ていただきたいです。

中小企業の事業はもっと流動化できる

誰も廃業することがない社会にしたい

M&Aは経営者の万感の想いを感じ取れる、本当に人に感謝される仕事です。売手の方には、涙を流して喜んでいただけることも多く、買手の方もその後の事業を成長へ導くきっかけになります。成約に幾度となく立ち会ってきて感じるのは、M&A自体の裾野をもっと広げ、良い人がいたら会社を引き継ごう、もっと経営に適任の人がいたらバトンタッチしようという考え方が日本に浸透していけば、大廃業時代といわれている日本の経済全体が豊かになるのではないかということです。

特に日本は、会社を立ち上げたら死ぬまでやなければならないというイメージが強く、しかも、上手くいかず一度会社を潰してしまったら社会ではもう立ち上がれなくなってしまうという風潮が強い気がします。しかし、私自身、自ら立ち上げた事業のバトンが次に渡されて、引き継がれるという経緯をたどったことで、全国の中小企業の事業はもっと流動化させることができると考えています。

現実に、2018年の冬、学生時代にM&Aを行った自分の事業が、バトンズを通してさらに、次の経営者に引き継がれていきました。M&Aによって、創業者が作ってきた会社のストーリーが、経営者が変わっても次世代に連綿と続いていく。私が経験した新しい事業継承の形が、社会でもっと実現するように、バトンズが活用されることで、誰も廃業しなくていい日本社会にしたいと真剣に考えています。日本、そして世界のどこにある会社でも、相手を見つけて引き継いでいけるよう、バトンズというプロダクトをグロースさせ続けることができたら、会社も社会ももっと成長してゆくと思います。

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