未開拓の九州地区で実績を積み重ね、全社MVPを獲得

岡本 昌大
株式会社日本M&Aセンター
金融法人部 シニアディールマネージャー
入社年:2013年
入社時の年齢:24歳(新卒)

事業の未来に可能性を感じ、覚悟を決めて入社

就職活動時は、“最も鍛えられそうな環境に身を置きたい"という軸で会社選びを行いました。若いうちに敢えて厳しい環境に身を置いて、苦労することで、ビジネスマンとしてどこに行っても通用する力を身につけたいと考えていたからです。私が入社した2013年の当社は、社員数が100名強で、今よりずっと規模も小さく、決して研修制度等の社内インフラも今ほど整っていたとは言えない状況でした。ただ、就活中にふと手に取った三宅社長の書籍を読んで、この事業の未来に可能性を感じましたし、本当に人に涙を流して感謝をされる素晴らしい仕事だと思いました。また、プロジェクトの一部に携わるのではなく、自分で0から仕事を生み出し最初から最後まで携わりたい。裁量の大きな仕事を通じて成長したい。そう考えていた自分にとって、当社の環境や社風は非常にマッチしていました。今ではこの選択は間違っていなかったと思っていますし、実際に身についたスキルに応じて業務の幅が広がって行くことを日々実感することができ、それにまたやりがいを感じています。

一つの目的に向かい、互いの得意分野を活かせる

荒野のど真ん中に放り込まれ野性的に仕事に没頭した5年間

元々、中小企業のM&Aは決してスマートで華やかな仕事だけではないだろうと覚悟を決めて入社していたので、入社後に大きなギャップは特にありませんでしたが、最初の2年は本当に苦労をしました。恐らく20代のビジネスマンとしては珍しいほどにかなり野生的に過ごすことができたのではないかと思っています。笑
入社半年後に九州地区の会計事務所担当に任命されたのですが、当時九州地区に営業所はなく、すべて大阪支社からの出張で対応していました。当時はまだ九州地区のマーケットはほとんど手付かずで、1年目の何も分からない私はまるで荒野のど真ん中に放り込まれた気分でした。笑
ただ、このときの経験が現在の私のルーツとなっていることは間違いありません。その当時は1人で数日間九州に出張するのが基本で、すぐ隣に相談できる上司もいませんでした。また、営業所がなく、資料1枚さえ印刷することもできなかったので、とにかく徹底的に準備をする習慣がそこで身につきました。M&Aは財務会計、法務、ビジネスなど多岐に渡る知識が必要になってくるため、事前に社内の弁護士や公認会計士などの専門家に相談をして、どのような点に気を付けるべきかポイントを聞いたり、シナリオを何通りも練って出張の準備を行っていました。M&Aには2つと同じものはなく、関わらせて頂く企業や経営者ごとに知識や経験が積み重ねられていくこともこの仕事の醍醐味だと感じています。ただ、その分主担当の自分自身が責任感を持ってしっかり経営者の話を聞き、頭を使って考えることが重要だと考えています。

常にお客様目線、経営者にとっての“アドバイザー”であることを忘れない

最も印象に残っている仕事は、1年目の冬、自分で開拓した会計事務所の紹介で、譲渡相談を受けた食品卸会社です。途中、ご相談を頂いていた社長がご病気で倒れられてしまい事業の存続が危ぶまれる事態となりましたが、最後は社長が入院されている病室に契約のご印鑑を頂戴しにお伺いさせて頂き、上手く事業継承のバトンを繋ぐことが出来ました。その際、社長は病室で横になられたままで、言葉をほとんど発せられなかったのですが、私が「社長が長年築かれてきた企業を存続させるお手伝いが出来て私自身、本当に嬉しく思います」とお声がけをしたところ、涙を流して安堵の表情を浮かべられていたことは今でも鮮明に覚えています。内心はその当時はまだ経験も浅く、常に緊張状態だったのですが、ご相談を頂いていた社長は当然ですが、私を一人のアドバイザーとして見ていたため、いつも社長の前ではM&Aのプロとして振舞うように努めていました。ただ、我々が相手にしているのは一流の経営者です。中途半端な知識や経験ではそれに対峙するに及びません。だからこそ、そのための「徹底した準備」にこだわりましたし、自己研鑽を怠ることは今でもありません。当社にはそれを支援するためのノウハウや体制、加えて弁護士や会計士などの専門家が多く在籍します。その方々のおかげで日々の営業活動が出来ていると実感しています。

この仕事は、お客様や、会計事務所・金融機関などの提携先との信頼関係があってこそ成り立つ仕事です。そのため、当然のことですがM&Aのプロとして常にお客様の視点に立ったアドバイスをするように心がけています。多くのお客様にとって、M&Aは初めてのことであり、不安だらけです。そんなお客様に寄り添って、アドバイザーとして、M&Aのメリット・デメリットを分かりやすく整理してお話をするように心がけています。そのため、自分が勧められないと思った場合には素直にそのこともお伝えするようにしています。
九州地区担当になってから約5年が経ちますが、九州地区で一緒にお仕事をさせて頂く会計事務所や金融機関の方との関係性や交流が年々、広く、深くなって行くことは何よりも嬉しく思いますし、初めてお会いする方から私の仕事の噂を伺ったりすると、地域に根ざして仕事をさせて頂いていることを改めて実感します。

営業所開設から2年で社員が倍増後輩の育成、福岡支店の拡大に“挑戦”したい

九州地区担当になってから3年後の2016年に正式に福岡営業所が開設され、私も九州に常駐することで営業活動もかなりやりやすくなりました。その後の成果も認められて、翌年からは「福岡支店」に昇格しています。
福岡支店は20名程度の規模なので、風通しが良く一体感のあるところが好きです。実際に交渉を進める上でも、年齢に関係なく、プロジェクトメンバーによる活発な意見交換が行われ、仕事に対して妥協はありません。そういった社風も当社で働く魅力の一つかと思っています。また何といっても、魅力的な上司との出会いは私にとってターニングポイントとなりました。私の上司である鈴木支店長はメンターとしてアドバイスをしてくださり、日々私を鍛えてくださっているので、本当に感謝しています。

私が現在担当している九州地区や今年4月に広島営業所を開設した中四国地区は、首都圏に比べると経済規模も企業数も限られますし、その地区を担当して、それぞれ前職で成績を残してきた都心部他拠点の営業マン達がいる当社の中でトップを取ることは容易ではありません。ただ、地方に行けば行くほど、事業承継や自社の成長戦略に悩んでいる経営者の方が多く、その分我々の仕事の可能性が広がっていると思っています。今回のMVPの受賞はその可能性が時に大きな成果を生み出すことを証明してくれたようであり、九州地区で0からやってきた私にとっては非常に喜ばしいことでした。また、年次を重ねて、後輩を育成する立場にもなったので、今後はマネージャーとしてチームで成果を出し、福岡支店を牽引していく存在になりたいと考えています。

M&Aは形に残る仕事です。自分の手がけた仕事が新聞に載ることもありますし、その地域に訪問した際にその会社の従業員様が生き生きと仕事をされていて、会社がより発展されている様子を見ることもあります。そんな時に社会的意義を感じますし、この仕事のやりがいを強く感じます。
決して簡単な仕事ではないですが、“挑戦"することにより得られる喜びや自身の成長は、きっと他社では得られないものだと思います。そんなマーケットや自分の可能性に“挑戦"したい方は是非当社に応募して頂きたいと思います。