家庭と両立しながら、“変化”を楽しむ

沼田 美奈子
株式会社企業評価総合研究所
アナリスト
入社年:2016年

子供を預けて働くのだから、+αの価値がある仕事を

仕事が面白くなくなったら、転職を考える時

前職はメーカーの経理部で、与信管理、売掛金・買掛金管理、資産管理、報告資料作成などを担当していました。この仕事では、“最後までやりきる”達成感がやりがいでした。
しかし、産休後はなかなかそういった達成感を味わうことがなくなっていました。子育ては予測不能の連続ですから、経理業務が多い月末月初に限って子供が急に熱を出して早退しなければいけなくなったり・・・。働くママは誰しも経験しますよね、「あぁなんでよりによって今!」ってやつです(笑)。時短勤務や繁忙期の早退が重なり、とにかく職場の皆に申し訳ない気持ちばかりを抱くようになっていました。「最後まで責任をもってやり遂げたいのにできない」という気持ちが大きくなるばかりで、ランチタイム返上の上残業しても終わらない仕事を前に、今度は「何のために子供を保育園に預けてまで働いているんだろう」と思って・・・気付いたら仕事をする意義を見失っていました。
周りに、同じように働くママ仲間がいなかったのも、結果的にこの悪循環に拍車をかけていたと思います。

社会的意義のある仕事であり、お客様の背中を押す現場感もある

企業評価はM&Aの礎

前職で与信管理業務をしていた時に後継者不在問題はよく目のあたりにしていました。事業承継の重要性は常々感じていたので、当社の仕事内容には深く共感できました。
「企業評価」という切り口なら経理の経験も活かせます。「ここなら私も社会的意義のある仕事ができそう!」と思い、企業評価総合研究所の企業評価担当職に応募しました。
年間を通じて業務量が比較的フラットな点も、子育て中の身としては検討しやすい点でしたね。
実際に働いてみて、入社時の思いは間違いじゃなかったな、と思います。さらに、これまでの経理の仕事と比べて、会社の売上に直接つながっている“現場感”があるのも、嬉しいポイントでした!
私たちが出す企業評価額をもって、現場の営業さんはお客様との交渉に臨みます。まさに交渉の基礎になる金額を算定しているわけですから、非常に重要な業務です。お客様にとっても初めてのM&A―いろんな不安がある中で企業評価額を見ますから、株価形成の仕組みについてわかりやすく資料を工夫して作成するなど、少しでもお客様の疑問が解決できるよう心がけています。
お客様に納得いただいて、“営業と一緒に背中を押す”仕事ですよね。この点は今までの仕事では感じられなかったやりがいです。
ある若い社長の会社の企業評価をしたときのことです。その社長は成長意欲の高い社長で、会社を今以上に発展させてくれるお相手を探していたそうです。営業コンサルタントはその会社の将来性を加味した事業計画を軸にお相手探しを進め、素晴らしい買い手と成約に至りました。
私は、M&Aのキーポイントでもあるこの事業計画を基に企業評価額を算出しました。会社の未来を描く事業計画から私が出した価額に対して買い手が納得をして結ばれたご縁。成約報告が社内で流れたときは、この仕事の重要性と、達成感を一番感じた瞬間でした。

立場の違う優秀な人と仕事をすることで刺激される毎日

自分一人ではなく、みんなで適正価額を作り上げていく

“私が会社の価額を出す”といっても、決して一人で作るものではありません。日本M&Aセンター社内の士業専門家チームの公認会計士・税理士に相談しながら適正価額を導いていき、営業コンサルタントも交えたミーティングを重ね、外部の公認会計士らによるチェックを経てようやくその会社のフェアバリューが算定されます。
仕事の上でいろんな立場の方の意見を聞けて刺激を受ける毎日ですね。自分が作った価額の土台を多方面から検証する体制が取られているので、安心感があります。

<日本M&Aセンターのフェアバリュー算出プロセス>→企業評価総合研究所による算定→日本M&Aセンターの税理士など専門家、営業コンサルタント、企業評価総合研究所による検証→外部委託専門家(税理士/公認会計士)によるチェック→企業価値算定レポートの完成

ライフステージに合わせて柔軟な働き方ができる

企業評価総合研究所は私と同じように働くママが多いのも特徴です。ライフステージに合わせて、フル出勤の方もいれば、時短勤務の方もいたり、週4日勤務の方もいます。柔軟な働き方ができるのは子供がいる身としてありがたいですね。
まだ小さな組織なので和気あいあいとしてますよ。上司や先輩との距離もびっくりするくらい近いので、なんでもすぐ相談しています(笑)。

日本の中小企業M&Aデータベースを作るのは自分

仕組みづくりや新しいビジネスに関わるのが醍醐味

まだ設立2年の会社なので、組織の仕組みづくりに携われることも仕事のやりがいのひとつです。業務フローが確立していない部分の改善を積極的に行ったら、1日かかっていた業務が1時間に短縮できたことも!そういう改善提案がどんどん受け入れてもらえるので、みんなで会社を作っていく実感がありますね。
M&A評価額に関するデータベース構築も、日本M&Aセンターではやっていなかった当社独自の新たな取り組みの一つです。事業内容である「事例に基づく中小企業M&A取引事例法の確立と指標提言」を実現するためにみんなで協力しています。具体的には、私たちが最初に算定するフェアバリューを業種と時期で整理して今旬な業種を出したり、実際の譲渡価額におけるEBITDA倍率の変化を出してみたり。やってみると、今巷では人気といわれている業種がすでにそれほど価額がつかなくなっていたりと、世の中の経済の変化を最前線で知ることができる喜びも味わえます。
企業評価のデータベースができれば、今後のM&A市場の傾向を分析できますし、お客様が相手を選ぶときの基準としてもっと明確な指標が見えてくるかもしれません。こうした指標提言ができるようになることで他社にない存在感を出せるようになったとき、自分がその最前線にいる。そんな未来が待ち遠しいです。こんな取り組みにどんどん関わっていけるのは、設立2年の会社でありながら、しっかりした母体を持つ当社にいる最大のメリットだと思います。

今後は、企業評価やデータベースを“プロ”としてやりきっていきたいですね。与えられた仕事を責任もってやらせてもらえる環境なので、思いっきりやり遂げてやろうと(笑)。
M&Aは案件ごとにすべてカスタマイズです。同じ会社はふたつとありませんから。良い意味でルーティーンじゃないのもこの仕事の特徴です。毎回違う“変化を楽しめる”仕事ですね。そうやっていろんな経験を積んで、どこを向いても恥ずかしくない“プロ”を目指したいと思います。

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家族の声「husband」

前職の時は育児と仕事に追われている感じで、責任感が強いので自分を責めてしまわないか心配でした。
転職した今、自分のペースで働くことができて、ずっと求めていた“やりがい”と“達成感”を感じながら楽しそうに働いている妻の姿に、自分も刺激を受けています!